「二度と勝手に止めるなよ!」高校を出て地方に就職した。駐車場付きのアパートだったんだけど、1週間ほどたったある日40代くらいのおばさんが…

「二度と勝手に止めるなよ!」高校を出て地方に就職した。駐車場付きのアパートだったんだけど、1週間ほどたったある日40代くらいのおばさんが…

588: しゅらららの名無しさん 2019/01/09(水)03:45:45 ID:sDU
アパートの駐車場に車をとめたら

キチに逆恨みされてタヒにそうになった。

 

高校を出てすぐ

地元から遠く離れた地方に就職して、

駐車場つきのアパートを借りて

一人暮らしをはじめた。

 

その地方は通勤手段が車しかない地域だった。

 

未成年だったから親に保証人になってもらって、

貯金もないから三か月間は

親が家賃を負担してくれる約束になっていた。

 

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免許をとったばかりだったから

車には若葉マークがついていた。

車は父のお下がり。

 

駐車場はアパートの前にある専用だった。

 

引っ越ししてきて一週間ほどが経ったある日、

いつものように駐車場に車をとめて

アパートに入った直後に

鬼のようにピンポンを連打された。

 

びっくりして慌てて出たら40代くらいのオバサンが

すごい形相で立っていて、

 

こちらが口を開く前に

「〇番にとめているのはあんたでしょ!

あそこはうちがずっととめていたのに

勝手にとめるな!」と怒鳴りつけられた。

 

てっきり自分が間違えてとめてしまったのか

と思って、

平謝りしながら急いで車を動かした。

 

「二度と勝手にとめるなよ!」

すごい剣幕で怒られたものの、

駐車場の番号は間違えてなかった。

 

番号を間違えて覚えてたのかな?

と思って一度車を空いていたところに

置いて部屋に戻って

契約書を確認したら間違えていなかった。

 

念のため管理会社に連絡して

相談がてら聞いてみたらそこは間違いなく

私が借りているスペースで

間違えているのは向こうの方だとわかった。

 

とりあえず、向こうの勘違いだから

管理会社の方からとめてある車の持ち主に

話してくれることになった。

 

この時点では私も管理会社の人も

単純に同じアパートに住んでいる人の

勘違いだと思っていた。

 

私が開けたスペースにとまっていた

ファミリー向けのワゴン車のナンバーは、

管理会社に登録されておらず、

連絡のしようがないから警察に相談してくれと言われた。

 

正直あのオバサンに関わりたくなかったし、

警察に相談するのは気が引けたんだけど

実際車をどかしてもらわないと私が困るわけで、

迷いに迷った末に近くの警察署に電話した。

 

数時間後に折り返し電話があって、

車の持ち主に注意をしたから

すぐに動かすはずだが、

 

もし動かさなかったり、

何かあった時はすぐに相談してほしいと言ってくれた。

 

お礼を言って電話を切った日の夜に、

また鬼チャイムが鳴った。

 

怖かったから今度は出ずに、

玄関のレンズ越しに見たらあのオバサンが立っていた。

 

絶対逆ギレだと思って出ずにいたら、

今度はドアをがんがん叩きはじめた。

何か喚いているのも聞こえた。(引っ越しオバサン系の怒鳴り方)

 

恐怖で半泣きになりながら警察に通報した。

 

すぐに警察が対応してくれたけど、

怖くて実家に電話した。

あのオバサンが近くに住んでいるのはわかっていたし。

 

親元から離れて一週間くらいしか

経っていなかったし、

一人暮らしをはじめてすぐに

こんな電話をして泣きついた自分が情けなかった。

 

元々遠方に出ることを両親は反対していたから

すぐに実家に戻ってこいと言われ、

でもその仕事に就きたくて親の反対を押し切っての

就職だったから

 

辞めて帰るのはどうしても嫌で、

引っ越し代を貸してほしいと頼み、

母が引っ越し先を確保するために

翌日の飛行機で来てくれることになった。

 

会社の上司に事情を説明して

仕事を休ませてもらったものの、

その日は怖くて眠れなかった。

 

地方で一時避難できるような夜遅くにやっている

お店やビジホの類がなかったし、

何よりあのオバサンが夜道で待ち構えていたら

と思うと怖くて玄関を開けて外に出ることができなかった。

 

翌日母を迎えに空港まで車で行き、

母と合流して片側一車線の斜面が

崖になっているグネグネした道を走っていたら

突然後ろを走っていた大型トラックに煽られた。

 

その大型は少し前から後ろを走っていたけど

二車線のところや直線では

普通の車間距離で走っていたのに、

カーブが続く坂道になったとたんに煽りはじめた。

 

脇にとめて追い越してもらうこともできずに

しばらくその状態が続き、

住宅地近くの踏切の前で

一時停止をしたら追突された。

 

元々私がのろのろ走っていたこともあって、

私たちに怪我はなかったけど

大型トラックはそのまま逃げた。

 

ドライブレコーダーから足がついて

捕まったけど、

大型トラックの運転手はあのオバサンの旦那だった。

 

普段走らない場所を走っていたし、

昨日の今日で偶然だとは思えなかった。

 

夫婦は元々私が気に食わなかったそう。

 

私が駐車しはじめたから

それまでとめていた場所に

とめられなくなっただけでも腹が立つのに、

 

ガキのくせにカーナビのついた車に乗ってる!

どうせ車も親に買ってもらったんだろう!

すねかじりのクセに!って理由。

 

(当時は今ほどカーナビやドライブレコーダーが

普及していなかった。

元々の持ち主だった父が仕事柄

毎日高速を走っていたから

用心のためにのせていただけ。)

 

二度も警察に相談したことを逆恨みし、

ちょっとした腹いせのつもりで

事故を起こす気はなく、

煽られている時にとまるとは思わず追突した。

 

悪気はなかったから

示談にしてくれというのが夫婦の主張。

 

どこに悪意がないのかわからなかった。

遮断機は下りていなかったけど、

カンカン鳴りはじめたところだったし。

 

示談にはせず、

前日のオバサンの件とあわせて被害届を出した。

 

事故を起こした後に逃げたこともあって

旦那には実刑がついた。

 

オバサンには実刑はつかなかったけど、

民事でも訴えたから

結構な金額をいただくことになった。

 

最近、新聞にオバサンと同姓同名の人が

事件を起こして逮捕されたって

書いてあったから思い出して書き込み。

 

ありふれた名前だから別人かもしれないけど。

 

引用元: ・今までにあった修羅場を語れ【その26】

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