両親が遅くまで外出することになったので、
はじめて平日に家の鍵を預かった
キーホルダー付きの鍵をランドセルの
ファスナー付きポケットに仕舞って登校し、
下校後いざ家のドアを開けようとすると鍵が無い
血の気が引いた
泣きながらあっちこっち探して
学校にも戻って
机の中から何から全部見たけど鍵は無い
結局友達の近所の家に入れてもらって
夕飯までご馳走になってしまったけど、
折角ハンバーグまで作ってもらったのに
半分も食べられなかった
そして両親が戻って来て、
友達のご両親に挨拶して
菓子折りを渡して
ドアから出た瞬間明らかに重くなる空気
そのまま沈黙の車に揺られて
帰宅したと思ったら
私は父にぶん殴られて廊下をすっ飛んだ
そして
「小3にもなって鍵の一つも
まともに預かれないのか!
だから女なんか堕ろせと言っただろ!」
みたいなことをわめく父と
「下の子もすぐ出来ると思ったから」
みたいなこと言って泣き叫ぶ
母がリビングで勝手に喧嘩を始めた
『堕ろす』の意味は分からなかったけど、
まあなんとなく理解はして内心修羅場
で、次の日学校行ったら
私の鍵は障害者学級の子が
家に持って帰ってたことが判明
その子は私たちが体育の授業で
外に出てる時に教室に入り込んで、
よくランドセルを漁っていたらしい
それでその日、
たまたま私のランドセルの中から
お宝を発掘したと
「○○ちゃんキラキラしたもの好きだから~」と、
謝罪すらなくヘラヘラした顔で
鍵を返して終わりにしようとする
障害者学級の教師&障害児の親(&担任)
「謝ってください。
私鍵をとられたせいで家に
帰れなくて、友達に迷惑掛けて、
親にも怒られたんです」
と反論したら、
「○○ちゃんは可哀想な子なのに!」
となぜか怒られる私
そしてその夜また
父に吹っ飛ばれて修羅場開始
医者の子供が障害児の親に食ってかかったと
知れたら色々マズいからしょうがないね…
この「鍵無くした事件」のおかげで
私は内心で両親に見切りを付け、
色々あって今なんとか一人で生きてるから
トータルで見るとまあ悪いだけの
話じゃないんだけど、
当時の修羅場感は半端無かったわ
貴女の抗議した事1つも間違ってないよ
そんな毒両親から離れられて良かったよ
医者だったら、
それなりに財産持っているだろうし、
このまま疎遠か絶縁でも大丈夫じゃないかな
引用元: ・今までにあった修羅場を語れ【その28】