ワガママとか全然言わない子)が
珍しく母におねだりをしてた。
(ちなみにお小遣いとかは貰ってなくて、
必要な物はその都度母に相談して
一緒に買いに行く、というルールだった)
妹「おかーさん、これ
(雑誌に載ってた黒革の財布を指さして)欲しい。
買ってください」
母「( ゚д゚)えっ!?な、何が欲しいの?」
妹からのおねだり攻撃は
超珍しいことだったせいか、
カーチャンは動揺気味w
んでその欲しがってるものが
財布だと知って、軽く考え込んで
母「うーん、自分の財布欲しいってのは
いいんだけど、これ革でしょ?
●●(妹)にはまだ早いんじゃない?
もっと可愛いのとかにすれば」
妹「やだ!どうしてもこれがいいの!
お願いします!
大人になってもずーーーっと大事に使うから!」
と必死に頼み込んできて、
押しに負けたカーチャンは結局
その財布を妹に買ってあげた。
喜びの舞を踊ったり、
ぴょんぴょん飛び跳ねたり、
あげくの果てには財布を抱きしめて寝る妹は
可愛かったのを覚えてるw
で、こっからが本題。
妹は今25歳なんだけど、
その時の財布未だに大事に使ってた。
妹「だって大人になっても
ずっと大事に使うって約束したから!(*゚∀゚*)」
ととてもいい笑顔で言う妹を見て
和んだというか、なんかほんわかした。
いい妹さんだなー物を大事に使う人って
それだけで素晴らしい人だと思う
なんていい妹さんなんだ!!!感動した!!!
10歳で黒革の財布wものの価値がわかるお子様だったのだなあ
本人の性格は元より、
ご両親やご兄弟の育て方も良かったのだろうて
なごみまくり
ものすごく気になるw
ほんと何が10歳当時の妹の琴線に
触れたんだw
妹が欲しがったやつの見た目は
こんな感じだったんだけど↓
実際は縫い目の部分はピンクの糸使ってて、
右下の部分にメタルタグ
(って言うのかな?正式名称知らん)がついてて
妹「可愛いだけじゃなくてかっこいー!(*゚∀゚*)」
とツボをつかれたらしいです。
我が妹ながら可愛い奴め(*´Д`)と
姉バカ全開になりますた。
自分がそのこと同じ年代の頃は
体操着の袋とか給食当番の袋とかを
学校の帰り道に振り回してたら
いつのまにかなくなってて
その夜に知らない家から
「うちの庭にお宅のお子さんの~袋が」
って連絡来て
かーちゃんから超怒られた頃だ
かーちゃん菓子折りもってその家に行ってたよ
計3回ほどorz
写真のはちょっとゴツイ感じだけど
馬皮ってすごく柔らかい手触りなんだよね
これの財布とかはきちんと使えばまさに
一生物、物を見る目があるんだろうね。
しかも使い込むほど味が出てくるという・・・15年使ってるなら
相当いい感じになっているのではないか
小学生で黒革の財布を欲しがったうえに
成人しても使ってるなんてすてきだなぁー
引用元: ・あなたの心がなごむとき~第64章