私が満員電車からおりる時、
人に押されたはずみで、
ドアからホームへすっ転んでしまった!
後ろから数人の笑い声がした
気づくとスカートも捲れ、
恥ずかしさの余りすぐに動けなかった
泣きたい様な
錯乱した気持ちで立ちあがっていた時、
目の前に、
白人のおじいさんが現れた。
私の手を取り、
優しげな笑顔を浮かべ、
そしてゆっくり言った
「Shall we dance?」
何だか
それまでのショックが一気にかき消え、
ボーッとしてしまった私に対し、
おじいさんは、
私を笑顔で見つめながら、
電車に乗った
とっさにお礼も言えずに、
ただただおじいさんを見つめ返していたら、
ドアが閉まった
その拍子に我に返ったわたしは、
聞こえるはずもないのに
ありがとうございます!といいながら頭を下げていた
おじいさんは私に頷き返し、
手を振ってくれ、
間もなく電車は去って行った
・・・もっとちゃんとお礼が言いたかったけど、
何だか素敵な出来事でした
お洒落すぎるだろ!!!
紳士いいなぁ…
「Shall we dance?」 だよ
「だからこそ」
お洒落なんじゃないかな?
くだんの白人じいさんは
映画『Shall we dance?l』の
渡辺えり子さんがこけたシーンになぞらえて
モジョを救出できてしまう機転の利く方なのだ
教えて頂けてよかったです
スカートのまくれた喪女の自分と、
スカートの破けた
渡辺えりこさんがダブりました
あ、渡辺えりこさん、スマソ
あのおじいさんには
もう二度と再会できないでしょうけど、
もしも願いが叶うなら、
ちゃんとお礼を伝えたいです。
喪女の私に、夢をくれたから。
あのおじいさんに何かあったとき、
助けられたどんなにいいだろう。
もちろん、
私と踊ってください・・・って、
手をとりながら言いたい。
感動というか萌えた
引用元: ・【感動】喪女のちょっと良い話2【喪話】