母親の食事が出ない所で、
毎回旦那に食料仕入れてもらったり
近所のスーパーに惣菜買ったり
そんなこんなで、なんとかしのいでいた。
でも、
赤の面倒もみながらなので、
病院の売店で買い物しようと、
売っていた寿司かなんかに手を
ふれようとした時に、
後ろからガツーンと押されて、
体力の弱っていた私は寿司にダイブ。
体重のかかったパック寿司はペチャンコ。
そして
後ろから押してきたのはデブのガキ。
母親らしいのが
「あはは~○(息子の名前?)ダメじゃん~
ケガねーか?んじゃ行くぞ!!」
って子供連れて逃げてった。
そして不可抗力とはいえ
店員に冷たい視線を浴びた私は寿司買取り。
もう食べる気もしないし
手首は痛いしで、
パック片手に廊下フラフラ歩いていたら
さっきの母子がいて
「あ、それペシャンコじゃん?
買い取ったの?わざわざ?」
と爆笑されたうえに
「そんなの食べられないよね?
貰ってあげようか?」
と手を出された途端に、
私の何かがプチーンと切れた。
近くにあったゴミ箱まで
スタスタ歩いて、
勢いよく寿司を投げ込み
「ほら、どうぞ。ひろいなよオデブさん」
と言うと、
なんと息子が無言で
ゴミ箱ガサガサ漁りだした。
母親は怒り狂って
「てめぇ、ふざけんな!!」
と怒鳴りにきたけど、
もうブッツンしていて
「漁ってるじゃんw
他にもいいのみつかるといいねー僕w」
と無視しているうちに、
大声でかけつけた
看護婦さんがあらわれて
なんか知らないけど母子を連行していった。
なんかあったらしいけど、
もう興味もなかったので
我が子のまつ病室に帰った。
あとで看護婦さんが尋ねてきたけど
「手首傷めました」
と言うと、
シップくれてオシマイだった。
乙。
てかその売店や病院の対応も
なんだかなー
病院に対しても不満イッパイだったけど、
田舎でNICUがあるのは、
そこだけだから我慢だったよ。
また治安のいい所でもなかったし、
食べ物調達とかも看護婦さんは
「赤ちゃんみてますねー」とは
言ってくれても
人手不足なのか
帰ってくると赤がペットで一人で泣いてたりして、
二週間カップメンで過ごしたよ。
NICUのベット数が足りないというので、
体重はともかく
比較的元気だから病室にうつってと言われ
周囲は誰も頼れず、
私自身も中毒症の後遺症があって
フラフラの所での事件だったから
なんかプツーンときれてしまった。
ちなみにオデブボウヤは
小学生くらい?
ずっと無言で鼻息があらい
頭プリン色の子だった。
あの売店もあれから二度と行かない。