当時同じ担当に年が近い男の子がいて、
年が近い男の子って
周りにあまりいなかったので
仲良くしていたと思う。
でもそれは会社内だけの話で
プライベートは全く興味なかったし、
彼も私に興味がなかったので
本当に普通に接していた。
それを何故か課長が
私と男の子ができてると思い込んで
話を進めていた。
私は知らなかったけど
課内でみるみるうちに噂が広がり、
課長は男の子に
応援してるぞ!とか
若いっていいな!と言ってたらしい。
彼も彼で否定すればいいのに
否定せず、そのまま笑顔で済ましてた。
その事実を聞いた私は
あまりに吃驚して、
飲んでいたフルーティーなジュースを
綺麗な放物線を描いて吹き出した。
課内のみんなが勘違いしてたこと、
彼が面倒だからか知らんが
否定しなかったこと、
漫画みたいな放物線を描いて
人がいるとか関係なく吹いてしまったこと、
全てがその時の私には衝撃的だった。
その後、
課長に私から訂正したが信じてもらえず。
その間に男の子は課内の女の子と
付き合いだして噂になり、
これでやっとと思っても
何故か課長だけは信じてくれず。
私の結婚報告の際に
相手が違うっていうのでやっと理解を得た。
しょうもない話でごめん。
未だに吹いたあとの
フルーティーな香りが忘れられなくて、
つい書いてしまった。
そうだよね、そうなるよね
くっ付け厨だったんだね、
課長
幸いにも事務室ではなく
廊下だったから書類とかは外なかったけど、
暫く廊下がフルーティーだった。
汚くてごめん。
後出しだけど課長はその後、
私が男の子を振ったように思ったらしくて
彼に頑張れよ
と言っていたらしいことを思い出した。
何にもまして衝撃
心理が透けて見えるし