どんなに家事をしても、いい成績をとっても
褒めてくれなかった。
大学進学も就職活動も褒めてくれなかった。
失敗すれば、私が号泣するまで叱責された。
私は60過ぎなんだけど、自分が当時の両親の
年齢になり両親の幼さを感じた。
先日両親に幼少期
私を叱ってばかりで、褒めてくれなかった
理由を聞いたら…
私の心の中に幼い子供がまだ居たのが衝撃的だった。
私の両親は毒親だった。
父は女性にだらしなく浮気が絶えず、
セクハラも色々な女性にしていた。
母は小学校の教師だったので、
父と離婚しても経済的に困らないけれど
「片親になったら私の結婚や就職に
差し障りがあるから、お前に為に我慢している」
といつも私に言い聞かせていた。
私は両親から褒めてもらったことはほとんどない。
共働きの両親の為にどんなに家事をしても、
学業成績がどんなに良くても
絶対に両親は私を褒めなかった。
小学生の時、留守中の隣家の給湯器が
異臭を出しているのを下校時に気が付き、
消防署に連絡して火事を防いだ時は
隣家の人には感謝され私の行動を褒められたが、
両親は何も褒めてくれなかった。
それどころか、両親はいつも私を非難し、
罵倒する事ばかり言った。
例えば、
テストの点が98点なら100点でない事を罵倒した。
出来たことよりも出来ていない事を探して私を叱った。
大学受験では京都大・東京大に行けなかったと罵倒した。
就職先はある程度有名企業だったが、
〇〇〇や□□□□(日本を代表するような超有名企業)
に行けなかったと侮蔑の表情で叱られた。
また、失敗したら私が号泣するまで叱責された。
幼い頃、
転んで怪我をしても洋服を汚したことを叱られた。
病気をすれば、
母が学校を休まなければならなくなったと母に叱責された。
母が私に言った様々な侮辱の言葉を
父に訴えても
母は「そんな事言っていない」と二枚舌を使われ、
父は面倒臭かったのか
母と同意見だったのか分からないが
有って取り合ってくれなかった。
後年、私は結婚して子供を産んだ。
子を育てる中で私は両親が異常だったと思うようになった。
子育ての過程で
私が当時の両親と同じ立場になった場合や、
色々な出来事があった時の親と
私が同じ年齢になった時に両親の幼さを感じた。
ある時、両親に
「なぜ私を叱ってばかりで褒めてくれなかったのか」
と聞いたら父は
「お前は褒める必要が無かった」と言い、
母は「褒めたら付け上がって努力しない、
お前にもっとかんばらせたかったから」と言った。
両親にとって子供を褒めるのは
「しないで済む方が良い事」
「害悪があるから避けるべき事」
だったのは驚きだった。
私は完璧な育児が出来ないかもしれないが、
自分の子供には出来るだけ誠実であろうと思った。
また、良い事があれば子を褒めようと思った。
これで良いのかと悩みながら育てた子供は
既に成人し社会人となり自立した。
自分で言うのもなんだが、
子供たちは健康に恵まれ
性格も温厚で良い人柄であり、
経済的にも安定し自立してくれて嬉しく思う。
先日の真夜中、
そんな事を思いながら昔を思い出していたら
急に涙が出て止まらなくなった。
「おかあちゃん、
なんで私の事、叱ってばかりだったの?
なんでちっとも褒めてくれなかったの?」
と思って泣いてしまった。
冒頭のように私はもう高齢者と言うべき年齢で、
みっともないのに大泣きして
そんな自分が恥ずかしく、
そして、
幼い子供が自分の中にあったのが衝撃的だった。
よく辛い年月を生き抜いて来られたと
頭が下がります
はたからは決して解らない思い、
年月だったと思います
親、家族と言う名の人間に
苦しめられて生きるのがどれだけ辛いことか
貴女は間違っていない
みっともなくなどない
恥ずかしいことなどではないです
何よりも貴女に育ててもらえたお子さん達が
その立派な証拠でしょう
大したものだと本当に頭が下がります
貴女の願い通り、
育てた通りにお子さん達は関わる人々にも
温かな絆を持てる立派な人達になると思います
その優しいお子さん達がお育てになる、
優しいお孫さん達も
やがて貴女を囲んでくれるのではないでしょうか
これからはご自分のために健やかに生きて、
皆で人生を楽しむような
未来を過ごされたらとお祈りしています
どうぞお健やかに過ごされますように
『可愛ゆくば 5つ教えて3つ褒め 2つ叱ってよい子に育てよ』
という道歌があります。
あなたのご両親はこの極意を知らなかったんですね。
特に、母親は小学校の先生なんだから、
5つ教えてが大切なのに、
児童にも叱ってばかりだんたんでしょう。
人気はなかったと思いますよ。
自分も褒めたら
つけあがるからと褒めてもらえなかったな。
あなたの親はあなたより精神的に
幼く無知な人だったのです。残念ですが。
今やあなたはそれだけ素晴らしい人になった。
幸せになってください。
自分で自分の書き込みが
いい年をして、褒められたかっただの、叱られただのと
読んで恥ずかしくて引っ込んでおりました。
皆様からの温かいお言葉が
うれしくて、お礼を申し上げたく出させて頂きました。
「子供を叱らなさすぎも
褒めすぎるのもダメなのだなあ」と思いつつも、
その塩梅が分からず右往左往の子育てで
子供たちもいい迷惑だったと思います。
でも些細な事でしたが、
スキップが出来るようになった
跳び箱の5段を飛べるようになった、
九九の7の段を言えるようになった等
の子供たちの成果報告を聞くのは楽しかったです。
親には褒めてもらえなかったけれど、
皆様からお褒めの言葉を頂戴しうれしかったです
>>359 さん >>360 さん >>362 さん
ありがとうございました。
うれしかったです。
何歳になろうが誉められて嬉しくない人はいないし、
幼少期をふと思い出して不安になる時もありますよ
何も恥じることはないしどういう形であれ、
書き出して吐き出せたのは立派な
自己カウンセリングみたいなものだから
とても健全で良いことかと