彼の実家はとにかく利便性が悪いし、
限界集落筆頭で移住支援も上手くいかなかった
ようなやばい地域。
この話が始まって3か月くらいしたころ、
彼がファミリーを連れてきて私を
説得しようとしてきた。
だけど、話を聞いていた彼母が思わぬことを
口にして目論見が外れた…
結婚したらどこで暮らすか~
という話になってもめにもめて冷めた話。
彼はとにかく両親妹が暮らしている
彼実家で同居がしたい。
が、利便性が悪くバスを使うと
(病気で免許を返納している)
最寄りスーパーまでは乗り継ぎ70分、
私の職場までは+電車で2時間半ぐらい。
っていうかそこが限界集落筆頭で
移住支援するもよそ者いじめが多く
頓挫した地域っていうのは県内でも有名な話。
って言っても、
「そんなことないみんな優しい!
子供が生まれても安心!
自然はいいぞ~
職場が遠いなら今のところ辞めて
カーチャンみたいに〇〇さん(近所の農家)とこの
パートさせてもらえばいいよ!」
話にならない。
この話が始まって三か月ぐらいたってたので
こりゃもうだめだ、逃げるか~
と思っていたら彼ファミリー召喚。
私のわがまま(笑)を説得してもらおうと
家族を呼んだらしい。
ところが彼の目論見は外れた。
話を聞いた彼母は
「姑の介護で泣く泣く仕事をやめて
彼父実家にうつり
家でも近所からもいじめぬかれた」
といった話を一時間ぐらい淡々と語り、
「今日は結婚相手に会うと聞いていたので
ひさしぶりにおめかしをして、
妹を生んで以来17~8年ぶりに町に出た。
かわいいおかしも食べた。
親のしに目にもあえなかったことを
一生恨んで生きようかと思ったが、ばからしくなった。
あなたたちの結婚はさておき私は離婚しようと思う」
黙って聞いていた彼父は
今の今まで自分の家族はうまくいっている
と思っていたらしくてポカン( ゚д゚)
彼もポカン( ゚д゚)
微妙な空気の中、
彼妹の「女3人でごはんでも食べよう」
という提案でその場はお開きになった。
その後、彼両親は離婚し、
彼母と彼妹とはこれが縁で
3年ほどたった今も交流がある。
彼は彼父と暮らしているらしいが後は不明。
最近になって
「町に出て目が覚めたような言い方をしたけど、
あなたのビンタを見て
反撃してもいいんだって気づいたんだよね~」
と言われてびっくりした。
ビンタはいつどこで
比喩かな?
ビンタのくだり書いてなかった。
うちは成人したころに父が亡くなってる。
話し合いのはじめに
「俺は父なし子のこいつに家族愛を教えてやりたい」
みたいなことを彼が言って
ビンタしたらしいんだよね。
私も全然覚えてない。