友人がその彼と付き合っていた時、
破局間際に
「何がなんでも褒めてきて会話にならなくて疲れた」
と言っていた
私含め周囲の人間は
「褒めてくれるなんて嬉しいことじゃん」と思ってたけど、
友人カップルと私カップルで
某テーマパークでダブルデートした時に
友人の言葉の意味がわかった
文脈をへし折ってまだ彼女を褒めるから
本当に会話が成り立たない
例を挙げると
友「楽しかった!次はどのアトラクションに並ぶ?」
元「うん。はしゃいでる〇〇も、可愛かったよ」
友「……目当てのアトラクション、ここから近いね」
元「俺も〇〇のこと好きだから」
友「ありがとう……あ!でも120分待ちだし、一旦ご飯にする?」
元「〇〇の手料理美味しいよね」
元「〇〇って料理が美味いんですよ私さん、私彼さん」
元「〇〇の好きなところといえば可愛いところとか
家庭的なところですね。他にもたくさんあるんですけど」
元「〇〇のことこれからも好きでいていい?」
元「〇〇お腹空いてない?大丈夫?昼飯いつ食べる?」
友「え?だから、今その話……」
元「〇〇、あのアトラクション乗りたいって言ってたけど、120分待ちだね」
友「うん、だから一旦ご飯食べながら休憩しようかって今」
元「疲れたらすぐ言うんだよ。
休憩する?〇〇のこと本気で愛してるから大事にしたい」
私&私彼ポカーン
終始こんな感じだから恐怖すら感じた
二人が付き合う前にも一度皆で遊んだ事があったけど、
その時はこんな様子では無く普通に会話できてたから
マジで精神病的な何かを
発症してるんではと思ってしまった
別れ話の際もずっと褒められて話が進まなかったらしい私と
私彼以外おかしな様子の友人元カレを知ってる人は
いなかったから、周囲には別れた理由をいまいち理解してもらえず
いや本当に怖かった
ずっと自分の世界の中で、
目の前の友人では無く脳内の友人と会話してる感じで